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【福島ロボットテストフィールド】ってどんな所?|小学校の学校行事で見学に行ってきた!

  • 執筆者の写真: Rieeeee
    Rieeeee
  • 2019年11月18日
  • 読了時間: 7分

更新日:2019年11月19日

#福島県 #福島県南相馬市 #福島 #南相馬 #福島ロボットテストフィールド #ロボット #ロボットテスト #災害ロボットテスト #フィールド #未来 #ミライ #2061年 #ドローン #世界ロボットサミット2020 #無人飛行機実験 #実験

#試験 #世界最大級ロボットテスト施設


≪この度の台風19号・21号で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

未だ断水している地域もあると思いますが、皆様の一日でも早い生活再建をお祈り申し上げます。≫


皆さん、こんにちは。


朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。


秋の夜長にいかがお過ごしでしょうか?


先日、子どもたちの通う小学校の学校行事で市内(福島県南相馬市)にある『福島ロボットテストフィールド』というところに見学に行ってきました。


地元に存在していたことは辛うじて知ってはいましたが、実際にどんなことをやっているのかは全く知らない施設だったので子供たちと楽しみにしていました。


色々体験してきたので、この『福島ロボットテストフィールド』について書いていきます。



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福島ロボットテストフィールドとは?


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  • 福島イノベーション・コースト構想(※1)に基づき整備する「福島ロボットテストフィールド」は、物流、インフラ点検、大規模災害などに活用が期待される無人航空機、災害対応ロボット、自動運転ロボット、水中探査ロボットといった陸・海・空のフィールドロボットを主対象に、実際の使用環境を拠点内で再現しながら研究開発、実証試験、性能評価、操縦訓練を行うことができる、世界に類を見ない一大研究開発拠点です。


  • 本拠点は、南相馬市・復興工業団地内の東西約1,000m、南北約500mの敷地内に「無人航空機エリア」、「インフラ点検・災害対応エリア」、「水中・水上ロボットエリア」、「開発基盤エリア」を設けるとともに、浪江町・棚塩産業団地内に長距離飛行試験のための滑走路を整備する計画であり、2019年度末全面開所を予定しています。


※1:福島イノベーション・コースト構想
  • 福島イノベーション・コースト構想とは、東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するため、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト。

  • 廃炉、ロボット、農林水産、エネルギー、環境・リサイクルの各分野におけるプロジェクトの具体化を進めるとともに、産業集積や人材育成、交流人口の拡大等に取り組んでいる。


とあります。


つまり簡単に言うと、福島ロボットテストフィールドとは福島イノベーション・コースト構想というものに基づいて、福島県の復興やこれからのインフラの点検・災害時などに活躍できるロボットの開発や実用実験などを行う施設ということですね。


主にフィールドと言われる「陸・海・空」で活躍するロボットを開発・研究しているそうです。




福島ロボットテストフィールド|場所は?


住所:〒975-0036 福島県南相馬市原町区萱浜 新赤沼83番







いつからできたの?


福島ロボットテストフィールドは「無人航空機エリア」、「インフ ラ点検・災害対応エリア」、「水中・水上ロボットエリア」、「開発基盤エリア」に分かれているのですが、その中でも「無人航空機エリア」の通信塔・広域飛行区域というところは2018年7月に開所しています。


2019年2月には試験用プラント、2019年4月には南相馬滑走路、滑走路附属格納庫、ヘリポートが開所されており、その他エリアも順次開所が予定されているということなので、これからがとても楽しみです。




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主な施設


無人航空機エリア
  • :無人航空機向けとしては国内最大となる飛行空域、滑走路、緩衝ネット付飛行場において、基本的な飛行から衝突回避、不時着、落下、 長距離飛行など多様な試験ができる環境を提供し、無人航空機の実用化を推進します。


  • ①南相馬滑走路

  • ②滑走路付属格納庫

  • ③ヘリポート

  • ④浪江滑走路

  • ⑤滑走路付属格納庫

  • ⑥通信塔・広域飛行区域

  • ⑦緩衝ネット付飛行場

  • ⑧風洞棟

  • ⑨連続稼働耐久試験棟


水中・水上ロボットエリア
  • :ロボットによる水中のインフラ点検と災害対応の実証試験のために整備される国内唯一の試験場。

  • ダム、河川、水没市街地、港湾等の水中で発生する状況を再現できる。


  • ①水没市街地フィールド

  • ②屋内水槽試験棟


インフラ点検・災害対応エリア
  • :ロボットによるインフラ点検と災害対応の実証試験のために整備される国内唯一の試験場。

  • トンネル、橋梁、プラント、市街地、道路等の構造物の中で、 想定されるほぼ全ての災害環境、老朽化状況を再現できる。

  • 2020年8月には、ロボットの国際競技会である「World Robot Summit」が開催される。


  • ①試験用橋梁

  • ②試験用トンネル

  • ③試験用プラント

  • ④市街地フィールド

  • ⑤瓦礫・土砂崩落フィールド


開発基盤エリア

  • ①研究棟

  • ②試験準備棟

  • ③屋外試験準備場

  • ④簡易計測室A

  • ⑤簡易計測室B





見学内容について


小学校の学校行事の参加人数は大体100人ちょっとで、1年から6年の生徒とその保護者・兄弟などが参加しました。


人数が多いので、1~4班に分かれて行動するのですが、私たち親子は1班でした♪


  1. 全体での座学

  2. 休憩

  3. プログラミング体験

  4. ミニドローンの操作体験

  5. 大型ドローンの飛行・操作見学

  6. 開発基盤エリア屋上より施設全体を見学

  7. 記念撮影

  8. 帰校



1、全体での座学

  • 初めにカンファレンスホールというところで、『福島ロボットテストフィールド』とはどういうことをやっている施設なのか?また、どんな施設(研究室)があるのか、などの説明を聞きました。


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3、プログラミング体験

  • 「プログラミング」といっても様々なものがあり、小学校1~3年生までの簡単なものから4~6年生くらいまでのお子さんができるようなプログラミングの操作を通じて実際にロボットを動かす体験をしました。


長男が挑戦したのはいもむし型ロボットのプログラミング

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いもむしロボットの身体の部分に各記号がついています。(進↑右↱左↰など…)

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その身体部分を組み替えることでロボットをコントロールするプログラミング体験です。

なかなか接続がうまくいかなかったり、順番を間違えたりして意外と考えるのが難しいプログラミング体験でした。

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4、ミニドローンの操作体験

  • 開発基盤エリア2階の会議室にてミニドローンを実際に操作する体験をやりました。

★ドローンを操作する時にはゴーグルを着用します。

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  • 「低学年の子の場合は大人の方が補助して操作する」という事前の説明だったのですが、ドローンの操作をするコントローラーをよく見るとPS4やSwitchなどのプロコンと同じような型のものだったので我が家では問題なく一人で操作していました。

  • 操作方法もゲームで行うような操作方法と同じ感じだったので意外と簡単なのかな、といった印象です。

  • ただし、コントローラーのところに付属していたモニターとしてスマートフォンが使用されていたのですが、その画面だけを見て操作してしまうと感覚が混乱して壁にドローンをぶつけてしまうといった失敗がありました。


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5、中型ドローンの飛行・操作

  • 飛行時間は約20分くらいだそうです。

  • とても画像が鮮明で画質が良いのでびっくりしました。

  • 以外に撮影している画像がブレていないのも最新技術が詰まっているんだなと感じました。


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6、開発基盤エリア屋上より施設全体を見学

  • 広大な広さの敷地面積は東京ドーム10個ぶん(ディズニーランド)くらいだそうです。

  • 遠くまで見渡せる上に太平洋も見る事が出来ます。

  • 回りにはこれから完成予定の施設がいくつか建っていました。


2019年度第4四半期開所予定の屋内水槽試験棟、その東側にあるのが瓦礫・土砂崩落フィールド、さらに南手に市街地フィールドがあります。

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2019年2月開所の試験用プラントと完成間近の試験用橋梁と試験用トンネル

この試験用プラントでワールドロボットサミット2020の競技が行われるそうです。

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2019年度第4四半期開所予定の水没市街地フィールド

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7、記念撮影


8、帰校

  • 最後に施設の前にて全員で記念写真を撮ってから学校へ帰りました。


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まとめ


  • 初めてのドローン体験やプログラミングのロボットを操作したりして、充実した学校行事になりました。

  • 昨年の学校行事が『親子登山』でかなりきつかったので、私はこっちの施設見学のほうがいいなぁ・・・なんて思ってしまいました。

  • 地元にいてもこういう施設がどのようなことを研究しているのか知らなかったので、いろいろ知ることができたのでよかったです。

  • また機会があったら、行ってみたいです。



World Robot Summit (ロボット国際大会)を開催|2020年8月


  • 来年のオリンピックイヤーである2020年8月に福島県南相馬市にある『福島ロボットテストフィールド』でWorld Robot Summit (ロボット国際大会)の特別な設備が必要なインフラ・災害対応分野の一部の競技について実施されます。

  • 世界中のロボット技術者の最先端技術を目の当たりにできるそうなので、ご興味のある方はぜひ観にいらしてください!


詳細はこちら⇩⇩⇩








 
 
 

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